ホーム > 協力事例 > よっしーのお手伝い日記(2)

よっしーのお手伝い日記(4)

赤岡ビデオ企画、小学校卒業式

卒業式は日程が重なる。赤岡さんが撮る卒業式は、当日4か所になる。赤岡さん、上河さん、私と、もう1か所は、学校側が撮ったものを編集するらしい。

私の担当する小学校は、今回で3回目になる。
初回は、赤岡さん宅で過去のDVDを見ながら、簡単な絵とメモを描いて臨んだ。次の年も、そのメモがそのまま使えた。歌もメッセージも全て同じ内容だった。歌の長さも記入してあるので、パンをする時に、中途半端になることはほとんどない。
今年もたぶん同じだろう。

2018年3月21日 東京都中央区 (準備)

特に言われたわけではないが、私も準備をさせてほしいと、自らお願いし、赤岡さんと一緒に小学校へ入る。
先述ように、このメモがあれば、ほぼ間違いなく撮影はできる。しかし、より確実にするために、最終確認のつもりで現場を見に行くことにした。

式が始まってしまえば、その場所に慣れている先生や生徒達が、段取り通り行動する。私だけがもたもたするわけにはいかない。体育館の場所、卒業生の教室の場所、外へ出る場所などをチェックする。

当日は卒業式の後、グラウンドで在校生がアーチを作り、卒業生のお見送りをする。明日は雨が降りそうなので、雨の時の行動も先生に聞いておく。

赤岡さんの仕事では、すべて赤岡さんのカメラを使う。今回の撮影では4台を設置。小型カメラが多いが、それでも赤岡さんは10台以上持っている。
撮影の段取りを話す。小学校を出て、軽く食事を取る。

2018年3月22日 東京都中央区 (卒業式)

8:00 小学校到着。
卒業式はスーツで行くが、スーツか普段着か、迷ったときにはスーツを着ることにしている。なので、この頃の撮影はスーツが多い。業者っぽくないので、ビデオ仲間からは揶揄されたりするが、晴れの舞台に失礼にはあたらないだろう、と思うことにしている。
とりあえず雨はなさそうだ。校舎、教室、会場の点描カットを撮る。

この卒業式は、私の撮影の中では唯一の、一人だけの現場だ。とにかく漏れがないように、こまめにメモをチェックする。やることがすべて書いてある。
式が始まると、正面のカメラと上手(かみて)のカメラ(距離20m程度)を移動しながら撮影する。カメラから離れる時は写す場所を定位置にしておく。けっこう忙(せわ)しいが、画角が甘くならないように注意を払う。

卒業式は、とりあえず無事に終了したと思う。次は、卒業生の教室の様子を写す。その後、グラウンドへ行って、お見送りを撮る。
児童の中でカメラを構えていると「テレビ?撮ってよ。イェーイ!」と、毎年言われる。カメラを向けると、けっこう喜ぶ。子供は単純で面白い。

13:30、タクシーで赤岡さん宅へ。
上河さんと合流。上河さんもスーツを着ている。3人で食事をして、別れる。